中国古美術に関する最新情報を随時お知らせしていきます。オークションについてや博物館などの催し物情報など。

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No.43 (2010/07)|No.44 (2011/07)
No.37 (2005/05)No.38 (2005/06)No.39 (2005/08)No.40 (2005/11)No.41 (2006/06)No.42 (2008/06)
No.31 (2004/02)No.32 (2004/03)No.33 (2004/04)No.34 (2004/04)No.35 (2004/06)No.36 (2004/09)
No.25 (2003/10)No.26 (2003/12)No.27 (2004/01)No.28 (2004/01)No.29 (2004/02)No.30 (2003/02)
No.19 (2003/05)No.20 (2003/05)No.21 (2003/06)No.22 (2003/07)No.23 (2003/08)No.24 (2003/09)
No.13 (2002/11)No.14 (2002/11)No.15 (2002/12)No.16 (2003/04)No.17 (2003/05)No.18 (2003/05)
No.07 (2002/04)No.08 (2002/05)No.09 (2002/06)No.10 (2002/07)No.11 (2002/09)No.12 (2002/10)
No.01 (2001/09)No.02 (2001/10)No.03 (2001/11)No.04 (2001/12)No.05 (2002/01)No.06 (2002/03)
No.44 (2011/07)
1. 骨董<拍売年鑑>に広告掲載しました。


台湾発行の「骨董<拍売年鑑>2011」に
当店 ”CHINA ANTIQUE CLUB” の
広告を掲載しました。



No.43 (2010/07)
1. 当店所有の資料を数々提供しました。ご覧下さい。

「三国志 - 英傑たちの攻防をスーパービジュアルで再現!」 双葉社




No.42 (2008/06)
1. 清朝陶磁の値上がり2

@闘彩花卉碗一対(清・雍正時代)
・初回出品 2001年12月 中国翰海オークション
エスティメイト RMB 80,000〜120,000
・2回目出品 2007年6月 中国翰海オークション
エスティメイト RMB 150,000〜250,000

A闘彩蓮枝蓮紋梵文酒盃一対(清・雍正時代)
・初回出品 1994年5月 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 600,000〜800,000
・2回目出品 2004年4月 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 1,000,000〜1,500,000

B闘彩花果紋小瓶(清・雍正時代)
・初回出品 1987年4月 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 150,000〜200,000
・2回目出品 2004年4月 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 1,000,000〜1,500,000

C松石緑地粉彩福寿紋如意耳瓶(清・嘉慶時代)
・初回出品 1995年9月 中国嘉徳オークション
エスティメイト RMB 450,000〜650,000
・2回目出品 2006年12月 中国翰海オークション
エスティメイト RMB 6,000,000〜8,000,000

D青花八吉祥紋雙耳大扁瓶(清・乾隆時代)
・初回出品 1996年9月 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 600,000〜800,000
・2回目出品 2006年5月 クリスティズ香港
エスティメイト HK$ 1,800,000〜2,200,000

官窯より民窯の方がそもそもの値段が安い分、上昇率は高い傾向にあります。



No.41 (2006/06)
1. 清朝陶磁の値上がり

中国古美術の値上がりは近時大きいものがあるが、清朝陶磁はその中でも特に激しい分野。
近年出品された5点の同一作品で、初回・2回のエスティメイト(落札予想価)の上昇をご覧下さい。

@闘彩鶏紅杯(清・雍正時代)
・初回出品 1999.4.17 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 80,000〜1,000,000(約1200万〜1500万)
・2回目出品 2007.4.8 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 5,000,000〜7,000,000(約7500万〜1億)
※8年で6倍強の上昇。明成化鶏紅杯が今出品されると恐らく10億円以上、いくらになるかわからないでしょう。

A闘彩雲蝠紋碗一対(清・雍正時代)
・初回出品 2004.4.25 サザビーズ香港
  エスティメイト HK$ 500,000〜700,000(約750万〜1000万)
・2回目出品 2006.9.8 サザビーズ香港
エスティメイト HK$ 900,000〜1,200,000(約1350万〜1800万)
※2年で約2倍の上昇。

B粉彩鶴鹿同春紋扁瓶(清・同治時代)
・初回出品 2000.7.13 中国翰海オークション
エスティメイト 中国元 80,000〜120,000(約120万〜180万)
・2回目出品 2006.12.18 中国翰海オークション
エスティメイト 中国元 400,000〜500,000(約600万〜750万)
※6年で約5倍の上昇。

C黄地粉彩開光花卉紋壁瓶対(清・乾隆時代)
・初回出品 2001.2.10 中国翰海オークション
エスティメイト 中国元 100,000〜150,000(約150万〜230万)
・2回目出品 2006.12.18 中国翰海オークション
エスティメイト 中国元 200,000〜300,000(約300万〜450万)
※5年で約2倍の上昇。

D闘彩雲仙祝寿図盤(清・雍正時代)
・初回出品 1998.5.9 中国嘉徳オークション
エスティメイト 中国元400,000〜600,000(約400万〜900万)
・2回目出品 2006.12.18 中国翰海オークション
エスティメイト 中国元1,000,000〜1,200,000((約1500万〜1800万)
※8年で約2.5倍の上昇。

官窯より民窯の方がそもそもの値段が安い分、上昇率は高い傾向にあります。



No.40 (2005/11)
1. 中国古美術品の値上昇止まらず!

中国政府が2008年の北京五輪迄に北京に32の博物館を、2010年の上海万博迄に上海に100の博物館を建設するという計画を打ち出して いるのも影響大と思われる。
10月香港ササビーズでは 乾隆年制琺瑯彩瓶が hk$115480000(約18億円)で落札。
今後は億どころか10億を超す落札品も驚くにあたらなくなるでしょう。



No.39 (2005/08)
1. 元青花壷が約32億円!!

6月12日ロンドンクリスティズで元時代青花「鬼谷下山」図壷が 15,688,000ポンドで落札。全ての中国古美術分野で最高落札額。買主はイギリスの美術商著名なエスカナージ。過去中国古美術全分野で10億円を越した事はなく、中国古美術品のとどまるところを知らない獲得競争は凄まじいものがあります。
前5月30日香港クリスティズでは、中国古美術・書画・陶磁・工芸等で 98億円の売上。昨年までは1年間ニューヨーク・ロンドン・香港6回分セールを合わせての金額を1回で達成。驚くべき中国パワー、ますます全開。記録的落札価格続出です。

2. 中国企業からの注文。

名だたる中国企業から日本の美術館・寺院蔵の中国美術優品を値段は希望売値で買いたい(特に宋・元・絵画)と連絡してきます。近時、方々の美術館で優品を競売などに放出している情報を知ってのことでしょう、中国美術買戻しの情熱は半端ではありません。北京・上海の中国友人ディーラーは、フランス・イギリスをはじめとする西欧の国々の隅々まで回り、中国美術を買いあさってますし・・・


2. 玉の関心。

近時シルクロードのテレビ放映・出版の影響でしょう、一般の中国古玉への関心が増し、日本の古美術店では殆ど扱っていないため、多数古玉を収蔵する当店への問合せ・撮影品物貸し出しが増えています。
来る9月18日NHK教育テレビPM6:00 ジュニアスペシャル「新シルクロード第4週」 に当店より漢玉を提供しております。
ご覧下さい。




No.38 (2005/06)
1. 表紙見出し項目を訂正変更しました。

新項目は、

 『 その他の唐の陶磁 』 、『 その他の宋の陶磁 』、 『 南海の陶磁 』、 『 万国古美術 』、 『 メンバーページ 』

の5つを追加しております。


●メンバーページ ユーザー登録(無料)をしていただければどなたでもご覧いただけます。
内容は紅山文化玉器から始まる中国性関係美術品・資料を主として驚異の美術品・資料を掲載します。

●万国古美術 日本・韓国・オリエント等、主としてお客様からわけていただいた生品。
中国古美術以外の品を掲載します。
珍しく・楽しく・面白い品をお安く掲載できると思います。


上記5つの新項目は、近日公開を予定しております。
どうぞご期待ください。


2. 愛知万博で見られる中国陶磁

中国陶瓷が展示されるパビリオンは「グローバル・ハウス」 と 「中国館」。
「中国館」には、秘色青磁の越州窯・青八稜瓶・定窯・白磁長頸瓶・汝窯・青磁三足尊・景徳鎮窯・青花松竹梅文鼎形香炉。
「グローバル・ハウス」には、唐三彩・騎馬俑・唐三彩駱駝奏楽俑。他にも甲骨文字、唐時代の金銀器など日本初公開の優品が展示です。近くの愛知県陶磁資料館開催「桃山陶の華麗な世界」とあわせて是非ご覧下さい。




No.37 (2005/05)
1. クリスティーズとサザビーズを抜く!

中国に本格的なオークション会社が現れてまだ十年余。2004年は2大オークション会社の年間売上高が154億円と139億円。とうとう世界のオークション界をリードしてきたクリスティーズとサザビーズの110億円・72億円を(中国古美術のみ)ついに抜きました。
今年も龍が天に駆け上がる如く激しく燃え上がることでしょう。今は出品規制されている、いわゆる発掘品が登場するのも近時の噂ですから、そうすればさらに上昇はとどまる事を知らないでしょう。




No.36 (2004/09)
1. 当店より中国陶磁を提供。ご覧下さい。

「定年前から始める男の自由時間 お宝鑑定に挑戦!
目利きになって骨董のうんちくを語る」 
技術評論社




No.35 (2004/06)
2. 唐物(中国物)が日本から消える。
 
日本に有る中国古美術は近時都会から地方に至るまで、続々と吸い出され中国へ流出。業界の誰も言うように、最近とみに中国古美術が減りました。かって早くは鎌倉時代から延々と日本へ運ばれた中国古美術。何百年にわたって流れ込むだけの一方通行だった中国古美術が初めて中国へ還流という状況。日本では美術品は桐箱をつくり大切に保存してきたお陰で、傷み壊れやすい古美術も多く残され伝えられてきたといえますし、古美術を愛する国民性もありましょう。
先年の朝鮮古美術流出をはるかに上回る大きな流出は当分続くでしょうが、経済の流れと共に動く美術品の宿命は如何とも仕方ない事です。
1. 7月中旬よりオープン。

上海に古美術マーケット「静安寺古玩城」が完成。
200店余が集まり、中国古美術発信基地となるでしょう。

開店は、7月15日。
住所は、上海市静安区北京西路1829号



No.34 (2004/04)
2. 上海に出店します。
 
7月から上海(静安寺古玩城)がオープン。200店余の古玩店が入居です。中国・日本との品物交流橋渡しの気持ちで出店致します。上海にも遊びにいらして下さる様御願い致します。
1. 美術館の中国美術 放出。

厳しい経営状況が多い日本の美術館。大阪の萬野美術館はすでにほとんどの所蔵品を売却。(国宝の玳皮天目碗の行方は?)東京の戸栗美術館も中国陶磁を近日ササビーズオークシオンに出品。中国美術の流出・価格高騰は続いています。



No.33 (2004/04)
2. 「元青花陶磁」に興味有る方。
 
世界に拡がる焼物文化 『 元の染付 』 海を渡る  農文協出版 三杉隆敏 著

「海のシルクロード」と命名し、中国陶磁の流れをライフワークとする著者の40年に及ぶ資料公開。

1. 中国政府は景気の過熱防止に着手

昨年の経済成長率は9,1%もあり、インフレ懸念の為今年は7%に減速と景気抑制策を打出した中国政府だが、8〜9%に落着く予想と。
美術品購買層も増え、中国の友人業者に中国顧客好みの品を捜すよう頼まれますが(主として清朝陶磁・工芸品・書画)、なかなか見つかりません・・。有りませんか?ご紹介下されば幸いです。


No.32 (2004/03)
1. クリスティーズ、サザビーズ展覧ついに北京でも!

優品、中国古美術が出品される香港での5月下旬の両オークション。
昨年上海で初めて全品展覧しましたが、今年は北京でも!
ニューヨーク・シンガポールの他所は台北・北京・上海の3ヶ所で、ついに日本はかやの外。
全く中国の時代となってしまいました。

展覧は誰でも手に取り鑑られますし、ドラマが生まれるオークションも自由に参加できます。
どうぞお出掛け下さい。


No.31 (2004/02)
1. 北京骨董迷宮潜入記をお読み下さい。

『 亜細亜道楽紀行 』  松山猛 NHK出版

趣味人・松山猛の骨董探遠。
「宜興茶壷考察」 「香港時代大家訪問」
中国・香港・台湾・越南と旅は続く。



No.30 (2004/02)
1. 海外からの注文メール増加


近時日々のホームページアクセス数も増加。暫々海外華僑からの注文もいただくことも多くなり、インターネットの国際化・利便性をつくづく感じると共に、益々「良品・珍品の提供を」と思っております。
いつも鑑ていただいている方々にお礼申し上げます。

また、訂正・問い合わせなどありましたらお気軽にメールいただければと思います。
来る3月中には多数出品予定です。

2. 中国近代書画のバブル


中国経済益々良好で、全ての中国美術品がオークション記録高値を付ける中、特に近現代書画(傳抱石・斉白石・徐悲鴻・李可梁 等)は驚異的値段で落札。

2003年、TOP1. は 傳抱石の「毛主席詩意冊頁」で2億6千万円余。TOP. 10は呉冠中の舟山漁港之夜」3700万円余、かつての日本絵画バブル状態ですが、まず中国は日本の二の舞にはならないと予測されています。
それ程中国経済は力強い確かな上昇という事でしょう。



No.29 (2004/02)
1. モンゴルで元代の穴倉見つかる。


フフホト近くの「集寧」で元代の穴倉が見つかり、5000点の陶磁と400点の陶器が出土のニュース。
大変な数であってどんな珍品が出土したのか。

これだから中国古美術は夢があり楽しく、少しばかりはおこぼれが入手できるといいと、不謹慎なことを考えたりもしています。

北京骨董市場、今後ますます情報入手で目が離せません。



No.28 (2004/01)
1. 東京国立博物館にて


「亀山法皇700年御忌記念特別展 南禅寺」展 2月29日まで開催

※ 寺院が展覧会で宝物を披露するケースが増えているが、寺の奥にはまだ多くの秘宝が眠っているはずで、奉納品や寄付で収められた中国の美術工芸品も多く鑑られる事となり、嬉しい限りです。
今回は新発見明時代の伝来品「瑠璃燈」が出品されています。




No.27 (2004/01)
1. 北京「保利芸術博物館」


世界に流出していた重要中国文物の還流現象に火を付けた感のある(円明園の銅製虎、猿の首の買戻し)中国代表企業 保利集団の美術館が北京に開館。
銅器・石彫の名品展示です。
故宮博物院・中国歴史博物館・首都博物館と併せてご覧下さい。

No.26 (2003/12)
1. 最近読んだおすすめ中国史碩学の本

『 中国に学ぶ 』  中公文庫 刊
中国学者・宮崎市定 著。
30余年前にまとめられた達意の中国名エッセイ集。

『 物語 中国の歴史 』  中公新書 刊
寺田隆信 著。
中国における文明の在り方、そして文明の時代的変遷。

『 紫禁城史話 中国皇帝政治の檜舞台 』  中公新書 刊
寺田隆信 著。
1420年に完成し、500年にわたり24人の皇帝が居住した紫禁城での動静を。

両氏とも歯切れの良い語り口でもって「中国古美術のバックグラウンド」、「今日の中国理解」 を知らしめてくれる良著です。

No.25 (2003/10)
3. いよいよ !! やっと !! サザビーズ・クリスティーズの下見展覧も中国国内で!


来る10月26日〜始まる香港での両オークション。 他地では台湾でのみしていました(日本では小規模)が、上海で今回より開催。 中国政府との折衝も大変だったでしょう。

先日ニューヨーク・ドイルオークションにて「元染扇壷」が580万ドル(約7億円)で落札されたのを始め、中国古美術落札値上昇。中国富裕層出現の競売熱は、驚くばかりです。

10月〜11月、中国では上海・蘇州・厦門・南京など競売の目白押しです。参加は自由ですので、一度見物にお出掛け下さい。

2. 映画「HERO・英雄」 ご覧下さい。中国映画から古美術知識が深められます。


始皇帝暗殺伝説物語が繰り広げられる中で登場する剣・矛・戈・弩など古代武器の数々。
剣は漆木箱に入れた状態で出土する事もままありますが、そのような事もよく考証しており参考になります。

1. 銀座ファイブ骨董マーケット


いよいよ充実!古美術24店となりました。

ほぼ年中無休で各店皆様のご来店をお待ちしております。
是非一度お出掛け下さい。

No.24 (2003/09)
2. 上海博物館が王義之の拓本をアメリカ収集家より5億2千万円で購入。


中国は愛国心高揚の目的で、海外流出の貴重文物買戻しを進めている。 北京故宮博物院・上海博物院は海外の収集家、そしてオークションより積極的に高額買い入れをしている。

今回、書聖・王義之の拓本を収めた北宋時代の「淳化閣帖」がそれ。現状の日本から見ればうらやましい限りです。

1. 台湾・故宮博物院にて


成化名磁器特別展 / 台湾故宮博物院

成化彩色磁器はすでに明の万暦以来極めて高い評価を受けて来ましたが、 世に残る作品は極めて少なく、ほとんどは故宮博物院が所蔵しています。
200点余もの名磁器の展示は圧巻です。
〜10月15日までの開催。

故宮のホームページ

http://www.npm.gov.tw/

No.23 (2003/08)
4. インドネシアから元・明時代の名品を!


かって海のシルクロード(陶磁への道)によってオスマン・トルコへと運ばれた品々が今後入荷予定です。インドネシアの大小多数の島々の寺には元・明時代の青磁・青花・釉裏紅などの名品が眠っている事は知られてますが、入手新ルート開拓により追々、珍品・優品をホームページ上にご紹介できる予定です。どうぞお楽しみに。

9月28日まで、東京都美術館において「トルコ3大文明展」開催。
明時代の染付・青磁陶磁(トプカプ宮殿)も展示されています。

3. 素晴らしいシルクロード写真集です。


マルコ・ポーロ 「 東方見聞録 」 シルクロードを行く
  

日経ナショナルジオグラフィック社 刊

ナショナルジオグラフィック誌だから撮れた300枚以上のカラー写真でたどる偉大な旅行家の足跡写真集。700年余りの時を超えて東方世界の今が生き生きと写し出される。

2 中国絵画に興味有る方の良著です。


「 花鳥・山水画を読み解く 」 − 中国絵画の意味 −
  

角川書店 角川叢書 宮崎法子著

中国絵画の画題・モチーフから寓意を知ることが出来ます。

1. 東シナ海深く眠る幾多の財宝を引き上げるロマン。


「 蒼海の財宝 」

東洋出版 H.エドワーズ 著

中国陶磁器多数発見し、オークションで販売。大きなニュースとなりました。

No.22 (2003/07)
1. 中国の魅力を深く知る本


「 中華中毒 」
 村松伸 著  ちくま学芸文庫

※中国的空間の解剖学

「 桃源郷の機械学 」  武田雅哉 著  学研文庫

※中華風マジック世界

「 中華図像遊覧 」  杉原たく哉 著  大修館書店

※中国美術の世界

「 史林有声 」 中国歴史随想  陳舜臣 著  NTT出版

※中国歴史エッセイ

No.21 (2003/06)
2. 「小山富士夫の眼と技」


6/29まで根津美術館にて開催。
小山の作品・愛した作品・認めた作品を並べての展覧。

かって芸術新潮連載の名文「骨董百話」に取り上げられた作品を始め、宋磁等中国陶磁も展示。
一見の価値あります。

1. 遼の墓発掘


遊牧民の契丹民族が建国し、金に滅ぼされた遼。
先日内モンゴル自治区通遼市で鳳凰などが彫刻された貴族の漆の棺が発見。副葬品多数に飾られたミイラ化した遺体が眠っており、今後の詳細発表が楽しみ。
近時、北京市場に遼・元時代のかって見られなかった新資料が流入。内モンゴル自治区に注目。