CM-139 油滴天目盃
時代: 南宋時代(12〜13世紀)  、 サイズ: 高さ 5cm×口径 8.3cm
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懐仁窯。
素地はかなり白めの物を用い、その上に鉄分の多い泥奨を塗り、その上に黒釉を施して油滴天目の結晶を生じさせている。
従来、華北磁州窯系の窯技を伝える窯の製品かと考えられてきたが、近年山西省懐仁県山峪に同様の油滴天目茶碗を焼いていた懐仁窯が発見されている。
この油滴天目は我国に多く請来されたようで、様々な寸法の碗が知られる。天目台が添えられて伝わる龍光院蔵品が重要文化財。

参照:CM-123
参照本:平凡社版 中国の陶磁E 天目









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