時代: 五代〜南宋時代 、サイズ: 径 14cm ×高さ 21cm |
価格: \ 350,000 |
越州窯製。
灰色の硬質の胎土で厚手に造られている。肩が張り、胴全体に片切り彫りと節目文の併用で牡丹唐草文が表される。 彫りが深く力強く、勢いがある為浮彫り牡丹唐草文が活々と見える。
上下に筋文が有り、肩部は草花文が彫刻。高台内も総釉で5つの目跡は定窯白磁や磁州窯にも見られる。
北宋時代前期に流行した片切り彫りの技法でつくられる。牡丹は「百花の王」と言われ、富貴を象徴する吉祥文として好まれ唐代に栽培が絶大な人気を博し、文様として地位を築くのは宋代に入ってから牡丹唐草として陶磁に頻繁に用いられる事となった。 |



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