時代: 清末時代(19世紀) 、 サイズ: 径 21.3cm×高さ 3.5cm
蟹は成績優秀・試験合格のシンボルであり、中国では「有甲的介魚」の一つに数える。 高級官僚の登用試験「科挙」制度では、最終試験の「殿試」で及第者を序列を付けて「一甲」「二甲」「三甲」の3段階に分けた。「甲」はいずれにしても科挙及第を連想させ、殻にくるまれた蟹が重んじられるようになった。裏面銘は「半合」。