時代:新石器時代(大モン口文化、前30〜25世紀) サイズ: 高 21.5cm × 口径 8cm |
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金属器を思わせる鋭い器形で、黒光りする肌の黒色土器。極めて薄い器壁で杯の口縁は緩やかに外反し、中央部の突状部を含む3段の脚部を持つ。脚部には円形・葉形の透かし窓が開けられている。成形は器を回転させて行われており、漆黒色の器色はすでに窯に入れてかなりの高温、かつ還元焔で焼成する技術が獲得されていたことを示している。
大モン口文化の遺跡は山東省から江蘇省北部で発見され、新石器時代最晩期の龍山文化に先行する文化。
参照 : CK-051 、 CK-052 |
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