硯面は三足の熊で支えられ、蓋上には鹿が陽刻される。全体に白泥が塗られ熊足には緑・朱彩が、鹿の体表には朱彩が加えられた華麗な硯。 墨が幾分残り、使用された痕跡が認められる。硯の初期形態資料として貴重。 参照 : WS-056 、 CC-153