玉製品

GK-1487　浮彫り農耕紋玉壁

時代：新石器時代・斉家文化(BC2000) 、サイズ：高さ 10cm×横幅 14cm×厚さ 0.5cm

内面、畦道を牛を引く人物、農具を持つ2人との3人と鳥が素朴・稚拙な浮彫りされる和田青玉の祭祀・礼器玉壁。
竜山文化が伝わったのが斉家文化で、渭水の上源から黄河の上流に及び、北は寧夏・武威から南は漢水の上源に至るまでと広い。
壁は大小、最古の時代より使われてきた玉祭器の一つ。中国の歴史全体を通して永続的に作られている。
当時の風俗が知れる興味深い初見資料。斉家文化は龍山期の時代。

参照：GK-797、GK-786