時代:遼時代(11~12世紀) 、サイズ(玉本体): 高さ 6cm×横幅 6cm×奥行 0.3cm
双鳥・花文を表面、下に茎を2段透彫の白玉製。 当時のオリジナル嵌赤瑪瑙飾・銀枠板で下げ佩とする。裏面「天華」「紋銀」の刻印で銀製。 遼代の玉器は精巧で美しく、契丹が工芸技術制作において唐宋文化の優れた点を吸収したのみならず、さらには民族色に富む芸術風格を加えていたことを示しており、玉製品の評価は高い。金製・瑪瑙製品にも見るべき品がある。「天華」は工房名。 「紋銀」は純度92.5%のスターリングシルバー。 瀋陽冨家の伝来品を譲受。