時代:漢時代(BC206~AD220) 、サイズ: 高さ 3.5cm×横幅 8cm×奥行 2.5cm
家畜・食料として生活と共に有った豚は、家畜化が進むにつれて財産としての価値が高まり、富裕の象徴となった。 豚の体は宝という古い言い伝えがある。皮から内臓まで捨てるところが一つたりとも無いと言う意味。 中国語では「猪」と書く。「豚」の字は中国では子豚のこと。「猪」の字が日本ではイノシシを指すからややこしい。 漢時代、富裕墓には緑釉で造られた豚舎が見られる。来世も食料に困らないよう願いを込めて。 白玉老和田製。局部泌化により褐色。 体表の瑞雲刻は力強い西周時代と相違し柔らか。戦国~漢時代の作品。