時代:西周時代 (BC1057~BC770) 、サイズ: 高さ 3.5cm×横幅 8cm×厚さ 2cm
瑞雲と臣字眼の刻。 甲骨文字の中に「象」という字が存在する。「獲象」とは象狩りのこと。この2文字が見え、狩猟ができるかどうか占っている。甲骨文字の使われた時代、中国北部には象が野生動物として生存していたことを物語る。力と聡明の象徴。 西周~漢時代、象の造形は希少。後代「太平有象」吉祥の意で多く造形される。 参照:GK-1268、GK-893、GK-730、GK-538