紅山文化はBC4000~3000、良渚文化はBC3000~BC2000、斉家文化は中国甘粛省の黄河流域を中心にBC2400~BC1900の500年余存在した新石器時代末期から青銅器時代初期の文化。
斉家文化の知られる代表的な作品は陶器の灰陶木菟面壺(参照:DK-001、DK-068)や銅鏡が知られるが、玉製品は極めて希少。良渚文化玉琮の線刻神面紋と相違し、斉家文化玉琮には陽刻人物紋・動物紋が陽刻されているのが特徴。
前後2面に人面が陽刻される。熟抗(長年の撫玩)。
長年の懇請により北京玉収蔵家より入手。
参照:GK-321、GK-786、GK-797、GK-082
参照本:「斉家文化 玉器精品鑑賞」 |