紅山文化(BC4000〜BC3000) 極めて美しいトルコ石製。材が玉・ガラスより柔らかいので、損傷ない大型品は稀。 緑松石は河北省の一部で古代より産出し、商時代(DC13〜12)の殷墟好墓から緑松石鳩・象嵌杯が出土しているし、緑松石象嵌紅山玉品も知られる。 顎裏に角状で囲った格子状の線刻は紅山文化北部地域の特徴。 出来て100年経った品には魂が宿るというが、5000年余を起す有霊が感じられるといえよう。 参照:GK-440、GK-576、GK-584、GK-390、GK-375、GK-384