紅山文化(BC4000〜BC3000)
墨緑玉で製作。
紅山文化は河北省北部から内モンゴル自治区東南部遼寧省西部にかけて紀元前4700年頃〜紀元前2900年頃に存在した新石器の文化。
紀元前1500年頃、殷・商代頃まで存続し、農業を主とし、狩猟や採集も行われていた。巧みな玉器が特徴で、主文化のルーツと考えられている。玉は新石器時代においては最も貴重なものであり、社会に階層差が生じると玉器は次第に威信財となり、階層上位者の身分を示すものとなるが、そのようなことを知らしめる良玉といえよう。
参照:GK-1042、GK-1038、GK-1024、GK-367
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