紅山文化(BC4000〜BC3000)。
青金石(ラピスラズリ)の原産地アフガニスタン東北部パダフシャン地方でBC3500年頃から多くは西方にもたらされ、エジプト・中近東での古代装飾遺物から知られるが、遙か離れた紅山文化の人々にももたらされていた事が知れる。
紅山文化特有の翼を広げた鷹を表す意匠。
青金石は古代オリエントでは一種のステータスシンボルとして珍重され貴重な交易品でもあった訳で、美玉を求めた古代人の想いを感じ取れる。
北京収蔵家より譲受。
参照:GK-482、GK-546、GK-550
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