GK-1069 玉蝙蝠
時代: 新石器時代 、サイズ: 横幅 24cm×高さ 10.5cm×厚さ 2cm
価格: \

紅山文化(BC4000〜BC3000)後期。
雌雄の蝙蝠が透明度ある青玉で作られ、5000年余前の一対が損傷なく残ることは貴重。これほど生き生きとした状態に彫りを入れるのは難しい。
暗くなると自由自在に飛びまわる蝙蝠に神秘・畏怖の念を抱いたことであろう。薄く極めて丁寧に刻している。

蝙蝠には一つの漢字の「福」との同音語であることから福を意味する。二つ目は哺乳類であり獣であり漢字の「獣」が「寿」の漢字と同音語であること。故に蝙蝠は二つ合わせると「福」と「寿」の二つの意味を持っているといわれていて、メスとオスが揃うと「全部の上に全部が揃う ー 完璧な状態」といえメデタイ。

耳が立っているのがメス(メスは子供が小さい時に母親の体にぶら下がったまま捕食するだけでなく、さらに子供の安全にも気を配らなければならないので立っているといわれる)。本品は「生坑」といわれる出土から現在まで手を使って触ったり弄んだりしていない玉で、特に喜ばれる。古玩世界に玩ぶ事の至福が味わえる佳品といえよう。香港紅山玉著名収蔵家旧蔵品。











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