白玉蜘龍が飾られる戈。実用戈が固定された長さの長いものは4mを数え、短い戈は1.5m程であった。 刃は鋭利でなく礼器。戈は首を薙ぐ武器であって、歩兵の標準装備。銅味は南越・雲南系の品。 戈は新石器時代には石製の戈もあったが、二里頭文化期(夏)になると青銅器の戈が登場する。殷周時代には青銅製の戈が幅広く用いられた。 参照:GK-027 、GK-254