時代: 唐時代 、サイズ: 円形 / 高さ 1cm×横 6cm
, 長形 / 高さ 2cm×横 11.5cm×6.5cm |
価格: \ |
丸形が9個、円頭長方形が大小5個、バックル1個の9個揃の玉帯。それぞれの肉厚白玉上にち虎が浮彫され、銅鍍金金具枠で一体とし、鍍金細釘で止め、玉上には半球緑石が嵌め込んである。
4個の円頭長方形金具は双ち虎の間に半球緑石が嵌め込まれ、下方は瑞雲を透かしとする金具で装飾されている。
本来は皮製ベルトに取り付けられていたもので、相当な重量となる。役人が腰にするのに相応しい。豪華な仕立てとなっており、儀礼用であろう。下がって唐時代の花文帯飾が知られるが、同形式である。当時の資料として貴重な遺品。唐代では玉帯は皇帝、親王、および三品以上の役人だけがつけることができた。玉帯と魚袋(魚符を入れた袋)を身につけ、朝廷に出仕するときは笏を手にした。
参照 : GK-060 、 DK-211
参照 : 唐の女帝 則天武后とその時代展 |
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