時代: 前漢早期 、サイズ: 長さ 27.5cm×最大幅 4.6cm |
価格: ¥ |
玉材は青色だが、部分的に侵食されて白濁化色になっている。真上から見ると直線的で側面から見るとS字形を呈する。珍しいのは、本器は七つの節からなっており、各節とも中心に孔が開けられていて、そこに鉄線を通して結合している。左端の節には龍頭、右端の鉤形の節には虎頭がそれぞれ彫刻されており、他の五節には龍と虎の身体の文様が刻まれている。こうした形式の帯鈎は現在までのところ、1983年広東省広州市南越王墓出土の1点しか見つかっていない貴重な作品。本品は極めて大型品(南越王作品は長さ19.5cm、最大幅4.1cm)。
参照 : 南越王墓玉器 |
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