GK-390 緑松石嵌玉枕
時代: 商時代(BC16世紀〜1057) 、サイズ: 高さ 8.5cm×横 28cm×幅 8.5cm
価格: \
逆台形に青玉を薄肉でもって削り出し、前後には獣面を、天面には長楕円を緑松石薄板を嵌め込み装飾している枕。
「夏」が実在していたとされる(BC21〜16世紀)二里頭遺跡の緑松石象嵌獣面金具(参照本)は美しい飾り金具で、又、殷墟出土の緑松石嵌象牙杯も緑松石が華麗に嵌め込まれた品として知られ、古くより緑松石でもって装飾する技を持っていた。

祭器であるのか実用器であるのか、何にしても類品は見ない。従来玉を用いた枕は身分が高い貴族の墓から発見されている。

参照 : 鉞(商晩期)








← 玉製品のページへ戻る