GK-367 龍型玉器
時代: 新石器時代 、サイズ: 高さ 24cm×横 21cm
価格: \
紅山文化(BC4000〜BC3000)。
全体に楕円形を呈し、背を曲げ尾を巻き、長い髪が突出してなびき、天を駆け上る勢い。鼻頭・眼・口と鋭利な刻線が施される。表情はいかにも厳しい。頭上・顎裏に角状で囲った格子文の線刻は、紅山文化北部地域の特徴。気の遠くなる遙か5000年〜6000年余前の素朴で力強い造形美には現代人も敬服する。玉質は青玉で湿潤風化による白濁・褐濁色が局部に見られる。龍の形象として早いもの。鼻息が聞こえるような雰囲気がある。

参照 : GK-259







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