GK-266 玉亀
時代: 新石器時代(BC3500〜2500) 、サイズ: 長さ 7cm
価格: \
良渚文化。
亀の背に大きく神面を彫刻する。動物・昆虫の玉彫は紅山文化に多いが、身近な亀は良渚文化でも造形している。亀は中国では古くから重視されてきた動物の一つであり、商時代には亀の甲が牛の骨とともに卜いに用いられた。

腹上部には貫通する穴が穿たれる。本来褐色製玉の方々が白濁泌化して美しい変化をしている。良渚文化は王権形成には至らず、首長制社会の枠にあると考えられ、玉器の保有数の多少により、階層差があり、玉器は威信財であった。生坑(近時出土品)。玉質・風化による変化状況は、GK-152 と同様。

参照 : GK-141







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