時代: 商代晩期 、サイズ: 高さ 15cm |
価格: \ |
腰縄を両手で押さえ、先端には突状飾りをつけた冠物をした人物。顔は怪異であり膝を幾分屈める。全身に雲文が荒々しく刻される。漢玉にはない原始・呪術的雰囲気を持ち、殷墟と同時代、商晩期の作品と考えられる。これ程の立体大型玉彫は稀少であり、手間の掛かる玉器を作る(作らせる)ような一般人とは異なる階層が形成され、特別な身分の人々だけが持てた。力強い彫琢は迫り来る魅力を持つ。濃緑色玉製で局部紅化泌が出る。香港著名玉収蔵家旧蔵品。 |
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