GS-038 ガラス珠
時代: 戦国時代 、サイズ: 大/ 2.7cm×2.5cm、小/ 2cm×2cm
価格: 大/ \ 、小/ \
暗緑色の地に大小の同心円青・白色ガラスを貼り付け、その間は小点刻紋を施すトンボ玉。子細に見ると表面には朱漆が塗られていた痕跡が見られる。これほど大型品が損傷なく出土するのは珍しい。戦国~漢代にかけ、ガラスの利用はそれほど広がった様子はないが、青銅器の象嵌の材料とされたり、壁が作られるなど玉に近い扱いがなされている。
20年余前まで中国古美術品の高価な事は全分野に渡るが、ガラストンボ玉もその一つ。これ程の優品であれば恐らく150万円余はしたであろう。有り難い時代に生きていることに感謝 !!。

参照 : DK-305
参照本 : Book No.652 火の贈りもの







← ガラス製品 のページへ戻る