DK-892 銀鍍金双鳥瑞獣紋貝型盒
時代:唐時代(AD618〜907) 、サイズ:長さ 5cm×幅 9cm×奥行 8cm
薄銀板を打ち出した蛤型女性用化粧具。 合わせ目を蝶番で開閉。細微な魚子地上、葡萄唐草紋・双鳥・瑞獣を打ち出し、紋様には鍍金を施す。 裏板二重仕上げの上手作品。練り薬・脂粉を容れた。 金銀器を主とする唐代の遺品を眺めることにより、唐人の豊潤かつ高雅な精神世界の様相を垣間見ることができる。 この手の作品ではかつて見ない最高の優品。 西安青銅器収蔵家旧蔵品。 参照:DK-560、DK-222、DK-193