DK-769 青銅鍍金銀龍鈕硯
身部の上面は耳盃型の硯とし、2行の銘文が刻される。側面は三角文をはさんで鳳凰文を刻し、3ヶ所には巴文の中央に玉髄を、巴には緑松石を嵌め込み、上面硯外周には鳳凰を、耳部は鹿を刻し熊足で支える(熊の腹部には玉髄が嵌め込まれている)。蓋部は大きく立体的に龍を装飾し、側・上面は鳳凰・巴文・瑞獣を密に刻す。鍍銀と鍍金が相まって極めて華麗豪華な硯としている。 参照:DK-533