DK-703 鍍金仏像文軍持
時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 22cm×横幅 14cm×奥行 11cm
価格: \ 問い合わせ

胴面には4体の座仏像と裾には蓮弁文を線彫りし鍍金。注口と上方に延びた突台部・高台部も鍍金する銀の軍持。軍持はサンスクリット語kundika(クンディカー)の音訳語。通常、水瓶と同義とされるが、むしろ水瓶の一形式を示す語。唐代には響銅製品が多く知られるこのような金銀器は、貴族が戦乱をさけて貴重品を隠す穴蔵から多く発見される。

唐時代、金・銀の産出量は多く、これらはいずれも金銀製造業の発展を大きく促進し、金銀器を日常生活用品としてだけでなく、更には豊かで美しい工芸品たらしめた。

参照 : CS-148CW-244CW-213
参照本 : 中国の響銅ー轆轤挽きの青銅器









← 銅製品のページへ戻る