握部は縄文、格部には挙手する人物文、剣身は雪花文が金錯される。 文様はまずペースト状にした金属を表面に塗装して工芸処理してから、武器の本体と同時に鋳造錬成したもの。中国の戦法は古来騎馬戦であり、戈や戟を繰り合うものであった。しかし北方の匈奴など遊牧騎馬民族との接触は騎馬戦法をもたらし、接近戦に際して剣が普及する。