柄には裸体の男女の立像が肉彫りされ、剣身の両刃は弧状。人物の立像をこのような武器の装飾に使用するのは珍しい。部族の信仰や宗教儀礼と関係があるのだろう。東胡族の作品。頭部と胸部の左右から貫通する穴が穿たれ、革紐を通して使用した。 参照 : DK-112 参照本 : チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展