琴形板上には頭を擡げ、尻尾を龍首近くまで伸ばし搦める龍を立体的に装飾する。龍頭・体表・裏止具には金・銀薄板・銀細線象嵌を施す。このような大型・華麗な帯鈎は高位の人たちが晴れの場で着用、威信を示すものであった。 参照 : DK-305