DK-426 青銅春宮鏡
時代:唐時代 、サイズ:径 19cm×高 2cm、重量 1000g
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鈕の周囲の円圏内と周縁に蔓草文、間には異形性交態様の人物が4ヶ、間に異形裸体四女性が蔓草文とともに鋳出される。盛唐時代の鏡の文様は思想性が影を潜め、これに代わって人々の趣向を敏感に反映した写実性・装飾性に富んだ図柄が持て囃される様になるが、本鏡もその一つ。中国の鏡の最後の最盛期が始まる。青銅に含まれる錫分が多いために白銀色。婚姻調度品とも考えられる。類例を知らない図柄。
後漢時代(AD25〜220)から種々の性交体位が装飾された春銭が有り、嫁入り道具として清代まで使われている。

参照 : DK-199








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