柄の先端に腕を組み男性器を突出して座す人物の背に、丸環を付け半球状受けは片口状となり、口縁部に雲文を線刻。柄部は上方には三本の弦文、中央部・下方部に菱文を線刻する。酒を掬う品。雲南てん国の作品。杓の出土は多くない。 参照 : DK-086 参考本 : 中国製銅器全集 14 テン・昆明