2〜3mの柄を差し込んで使用する。差込口は菱形形状、本来矛は槍の古名。両刃には龍が銀象嵌され、中間部は鬼面、基部には縄文文様、間は菱形文が施される華麗な品であるが、うち続く戦乱の経験の中から実践的な効果を目指して鋭利に整えている。 柄には撓むように木、又は竹を用い端にバランス上鐓(石突)をつける。 矛は弥生後期、日本でも鋳造されるようになるが扁平・大型で刃もなく実用に耐えない象徴的な武器である。 参照 : DK-064 、 DK-091 、DK-121