DK-201 高士宴楽図銀貼鍍金方鏡
時代: 唐時代 、サイズ:横 14.5cm × 重量 620g
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銀の薄板上高士宴楽図といえる図柄を打出し鍍金し、地はびっしりと魚子文で埋め、入隅形銅板に嵌め込んでいる。唐時代には春秋時代の琴の名手、伯牙の故事を表した伯牙弾琴図鏡がありこれもその一種。(奏する楽器が琴でない)高士が琵琶を弾き、相対して茶を飲みながら聞く高士。下方には童女が侍べり、鶴が舞い、上方には月・樹花の四囲に二羽瑞鳥が飛び、猫・水注・水盤が空間には花弁が配される。唐代文化の華やかさ、装飾性が宝飾背鏡の中でも際立つ美しさをみせる優品。
近時「宝鶏」近郊墓出土。
古美術の真髄を見抜く目。それを鑑賞する事の喜びを存分に教えてくれ、且つ中国美術開眼となる深い魅力を持つ逸品といえよう。







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