この形状の杓は河南省の李景由墓と法門寺出土の銀製杓が知られる。杓身部分は七曲花弁状に打出され表には全面に宝相華文、枝蔓文様を巡らせ魚子状文で隙間を埋めている。 このような長い柄を持つ杓は茶に関係ある用途が推測され、沸騰した湯や火に近づく為、杓は長い。